【シックハウス訴訟で原告側が勝訴】2009年10月1日判決

【シックハウス訴訟で原告側が勝訴】

産経新聞 10月01日19時38分

 購入した新築マンションの床材から発生した有害物質で、めまいや頭痛を
起こす「シックハウス症候群」にかかったのは、不動産会社が適切な対応を
怠ったためとして、神奈川県平塚市の女性(48)が、マンションを分譲した
不動産会社「ダイア建設」(横浜市)=民事再生手続き中=に、約8800
万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。
酒井良介裁判官は同社の過失を認め、同社に約3660万円の賠償責任
を認めた。

 女性の代理人によると、シックハウスによる健康被害が認められ、患者側
が勝訴したケースは初めてという。

 酒井裁判官は「国の指針値を超える化学物質が発生しない適切な建材を
使わなかったこと、そのことで生じる危険性を説明するなどの措置を取らな
かった」と同社の過失を認めた。

 代理人によると、同社は債務超過で民事再生手続き中で、女性はダイア
建設の再生計画に沿った配当を受けることになる。

 判決によると、女性は平成12年にマンションの部屋を購入。その後、指針
値を超える有害物質「ホルムアルデヒド」が検出され、シックハウス症候群
を発症した。




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