2006.7/7の要望【農水省】の回答④ (要約)

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【農水省の回答④】

6、「有機リンや有機溶剤は深刻な健康被害をもたらす
  ので市民・各業界に自粛させること」

 (消費・安全局 農産安全管理課農薬対策室)
  ここにも書いてございますように主に殺虫剤でございますが、色んなところ
 で使われております。家の白蟻駆除それから家庭用の殺虫剤、それからプ
 ラスチックに添加して柔軟性を持たせるような添加剤、それから有機溶剤、
 いろんなところで使われていますが、農林水産省でございますので有機リ
 ンの中でも農薬についてのみお答えをさせていただきます。
  
  農薬につきましては有機リンに限りませんが農薬取締法というのがござ
 いまして、安全性が確認されて農薬として登録されたもののみが製造,販
 売,試料されるということでございます。
  残念ながらここに書いてありますような白蟻駆除の家の下地処理する様
 なものや、家庭用でキンチョールとかそこで使われているものとかは、農薬
 には当たらないと思います。農薬につきましては人が一生涯摂取しても影
 響の無い量というのを設定して、それから求められる使用基準というのを遵
 守されることで、安全性を確認しております。
   
  有機リン系を含む農薬でありますが新規の時や3年毎に登録更新でござ
 いますが、その際に最新の知見に基づいて必要なデーターを提出してもら
 って、安全性を充分確保できるかどうかということをしております。
  最近では、有機リンは神経毒でございまして神経伝達物質を阻害すると
 いうのでございますが、慢性の性能と長期にわたる神経毒性というものの
 評価が必要ではないかという科学的な知見が得られましたので、平成12
 年でございますが有機リンだけでなく全ての農薬でございますが、新たに
 データー要求公告をしまして、散ぷく経口投与神経毒性試験、口から何回
 も継続して有機リンを与えた時の毒性の神経毒か、あるいは28日間投与
 揮発性神経毒試験といった慢性的な神経への影響というのを、知見をして
 要求をしたところでございます。

  有機リンと一言にいいましても毒性の強いものから弱いものまでありまし
 て、毒性の強いものにつきましては丸禁要らない訳ですが、農林水産大臣
 の職権でこれまでも幾つもの農薬について、登録を取り消して使用禁止に
 しております。
  公表する意味がございますので、有機リン系農薬につきましては、新たな
 知見が得られており、また新たな知見を要求するとそれでその時の知見に
 危険があると見られたものについては、登録させないだろうかと思います。

  家の修理で有機リン系農薬を撒かれるということでございますが、農薬に
 は色々な形・外形がございまして、例えば有機リンの殺虫剤でアセテート
 というのがございますが、広く一般に家庭用で使われていますが親和剤・
 乳剤・粉粒剤として色んな形で販売がされています。

  もしですね、お困りのようでしたらまずは隣近所のことですから話し合って
 いただいて、アセテートで粒剤のようなのがございます。粒ですね、それを
 撒いていただければ"飛散"の問題というのはほとんどございませんので、
 有機リンだからだめだとかなんとかではなくて、近所のことですから話し合っ
 ていただいて、親和剤とかスプレー缶などは撒きやすいですが、もし撒かれ
 ているのであれば「化学物質過敏症なので、粒剤に変えて貰えませんか、
 同じ成分でも色々な形のものがありますから、効果は一緒ですから」という
 話合いからまずは始めていただければなと思います。

 (消費・安全局 植物防疫課)
  住宅地周辺の農薬の使用に付きましては先ほど皆様から注意がござい
 ましたので、守ってほしい点は周知を図っていけたらと思います。
 空中散布につきましては適切な飛行高度・速度を守りまして、風向きに注
 意するとか住宅地・学校・病院があったり公共施設があったりした場合は、
 当然「住宅地周辺で何月何日"空中散布"があります、何時ごろです、
 薬剤名を連絡すること」を指導しておりまして、毎年農協とか法令都市で
 説明会もしておりますし、多くのデーターの収集などもして安全対策の徹
 底を図っていくことに対しまして、しっかりやっていきたいと思います。
   
  有機リン系農薬は今先ほど表示・企画課の方から話がありましたように、
 安全性を確認した上で今使われているものについては、その都度安全性
 の確認を追求しながら大部分は安全だと思いますが、今後は新たな知見・
 情報が有れば、またその時点で引き続き検討していきたいと思いますので
 宜しくお願い致します。
                                     以上

 ・この後15分間患者側からの質問が続きました。 (全交渉は1時間)
 ・最後に患者から有機リンの体に対する辛さを伝えました。
 ・会談終了後、省側から有機リンの症状について質問されました。
 ・消費・安全局の方が「現地の情報を今後も寄せていただきたい」そうです。
 ・患者たち4名出席のところ省側司会2名を含め10名の出席でした。
 ・省庁交渉は患者さんの場合は基本的に"直訴"です。患者会員さんで解決
  されたい案件のある方は、会にFAXで[具体的な現状と改善したい形]を書
  いてお送り下さい。ご自分の問題解決する上で助けにな.ると思います。
                  (化学物質過敏症患者の会事務局)
  
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