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zoom RSS 【病名報告と産業界にお願い】3/28

<<   作成日時 : 2009/12/27 18:05   >>

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はじめに
 化学物質過敏症は、従来の中毒という概念からは考えられないほど微量の化学物質で、アレルギー様
の様々な症状を来たす疾患と言われています。
アメリカ合衆国やカナダでの調査では国民の1割が化学物質過敏症に罹患しているとも言われています。
日本では国立保健医療科学学院報告によると、成人患者推計70万人です。

 1、病名登録になりました。
 昨年、2009年10月1日「化学物質過敏症」が"病名リスト登録"になり保険適用可になりました。
(財) 医療情報システム開発センターが、「標準病名マスターV2.81追加病名リスト」 を公開し、
病名表記20093547「化学物質過敏症」としてレセプトに登録になりました。QV58 (病名交換コード)
T659 (ICD10) 8845221 (レセ電算コード)です。
「詳細不明物質の毒作用」の分類ですので精神疾患や気のせいと今まで診断するケースもあり
ましたが、これからは"中毒の一症状として公式に認められることになりました。" 

 2、NPO活動紹介
 1995年、 海老原節子の裁判での和解条項で 「地域社会には、原告のように一般通常人に比して
化学物質に過敏に反応する人々が生活していることに留意し工事施工する」を踏まえて、その年の秋
全国対象の「化学物質過敏症患者の会」を設立いたしました。相談・政府交渉・全国患者会の開催・
資料作り・化学物質を極力発散させない物づくり,社会づくりキャンペーンなど今日まで続けてきました。

 2007年夏、全国患者会の部分を強化し、特定非営利活動法人 「全国化学物質過敏症患者会」を
併設いたしました。翌年には化学物質からの避難施設「かしまなだ」を所有し、大阪でも関西大会を
開催し、実質、全国の患者会になりました。政府交渉も延べ50回以上・全国患者会も19回を数えます。
産業界とも旧通産省や経済産業省や旧建設省や国土交通省を通じてシックハウス対策・防虫剤改善
をしていただきました。直接建築業界・防虫剤業界・自動車業界他に要望書も出し改善が進みました。

 3、署名活動から
 署名活動は過去3回実施しています。以下1996年第1回目の署名から
[請願理由]
 私達化学物質過敏症患者は、暮らしの中の様々な有害化学物質によって、日常生活に支障を来たし、
具体的、精神的苦痛を余儀なくされております。ご承知のとおり化学物質過敏症は、10億分の1g(ppb)と
いう超微量な有害化学物質に心身が反応するものでありますが、決して一部の得意体質者だけが発症
するものではありません。広くすべての国民が、各種中毒症状やアレルギー症状に似た化学物質過敏
の潜在患者予備軍といえるのです。

 すでに植物や動物の世界では、「生命の鎖」が各所で断ち切られ、危機的な生命環境はヒトの生存に
まで及んでおり、その最大の原因物質か有害な人工化学物質であることはいうまでもありません。
 私たちの暮らしを見回すと、本来自然界には存在しない有害な化学物質が、洗剤、プラスチック製品、
薬品、建材、OA機器、家電製品、食品など、あらゆるジャンルにわたって使用され、呼吸、経口摂取、
皮膚接触などの形で、私たち生活者にとどまらず、製造業、土木、建設業、サービス業、農林漁業など
産業全般に関わる従業員、労働者の肉体にも間断なく取り込まれております。

 老若男女を問わず、ここ2~3年、化学物質過敏症か全国的な広がりを示しているのは、人類自らが作
りだした過酷で劣悪な生命環境かあたかも真綿で首を絞めるように、ジワジワと私たちの体を蝕み出し
た証しといえます。化学物質過敏症およびその患者の存在と実態を真正面から受け止め、これ以上患
者を増やすことなく、誰もが安心して生活でき、次世代に良好な生命環境を胸を張って手渡すことがで
きるよう、暮らしの中の有害化学物質を規制し、根絶するための政策、指針、指導を早急に打ち出して
いただくことを請願するものです。

 4、産業界に望むこと
 どこの会社が有害化学物質をたくさん出しているから悪いとかではなく、どの会社も何らかの関わりは
あるのだから、産業界全部で責任を負うなど自主規制の精神を持ってほしい。

・生活環境中で使用する物を造るそれぞれの会社が、目いっぱい化学物質で、消毒・香りつけ・塗装・
 味付け・殺虫・殺菌などしたらどうなるでしょう。控えめでも全部が合わされば嫌なにおいになるでしょう。
      (生活環境中の化学物質の総量規制値を業界自身で設定・管理する)

・今子ども達が大変なことになっています。皮膚も粘膜も大人より弱いこともあり、化学物質が体内に入り
 放題です。家で使用する多種の化学物質でいっぱいいっぱいなのに、学校に行くとマジックペン・接着剤
 ・ワックス・においの付いた消しゴム・児童生徒の体や服からの洗剤・教科書のインクなどで苦しいです。
    (化学物質に弱い子ども達専用の学校を、業界が各会社から資金を集めて設立する)

 患者たちは毎日必死で生きております。そして、今回思い切って書かせていただきました。
是非私たちの気持ちを無にせず、上記の要望を実現していただけることを期待しております。(患者一同)

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