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help リーダーに追加 RSS 2005年省庁交渉(厚生労働省・環境省)

<<   作成日時 : 2005/11/21 17:00   >>

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【厚生労働省への要望書】
厚生労働大臣  川崎 二郎殿
  
                2005年12月12日(月) 化学物質過敏症患者の会  
   
  1995年秋化学物質により体調を崩す全国の患者達が連絡を取り、「化学物質過敏症患者の会」を作り省庁交渉を始めてから早10年、各省庁に今年も入れると32回、"患者の現状を訴え"て参りました。
  国・政府でも対策を進めてくださいまして、少しずつ環境も改善し、10年前を考えると社会の理解もかなり進んだと嬉しく思います。また患者の中には、自力で快方に向かう者も見受けられます。
  しかし、大方の患者は働く事も難しく、治療費も高額な場合が多く情況は困窮しております。そこでこれからの10年、新しい患者の発生を防ぐとともに、すでに患者になってしまった者たちが"快方"への道を開くことが出来るよう、過去10年来要望してきた項目を中心に、"省庁交渉"をお願い致しました。
以下、要望5項目よろしくお願い致します。
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【要望1】公共施設・電車内・飲食施設内は全面禁煙にすること。
 私の息子は、大学生の時バイト先での、受動喫煙から、化学物質過敏症になりました。
その時は、受動喫煙の怖さを知らず、移動の車内でのタバコの臭いで気分が悪く頭痛がすると言う息子に、今は皆大変な時だから、頑張りなさいと言ってしまいました。(阪神淡路大震災の復興でバイト先も忙しい時でした。)その結果息子はこじらせ、11年経った今でも仕事はおろか、外出も出来なくなりました。このような被害者も居るという事を認識下さい。
 最近私もタバコの臭いで気分が悪く頭痛がするように、なってきました。
バス停等で、前の方でタバコを吸われると、せっかく並んで居ても、列を離れざるを得ません。
飲食店は特にひどく、禁煙席の隣が喫煙席で禁煙席の意味がまったくありません。
禁煙席をはっきり設ける指導をぜひお願いします。
 ※(資料P3) 「健康増進法施行に伴う禁煙徹底励行へのお願い」参照
 何らかの理由で人が集合(又は列で並ぶ場合を含む)する公共の場所・施設等での喫煙で、一部の愚かな人間たちにより社会が乱され貴重な空気が汚されています。未来の地球生命の為にも、タバコ1本の化学物質でも削減し禁煙しないと、生命に明るい未来は来ないと思います。
 受動喫煙被害を無くすことは健康面からも大切な事です。戸外での喫煙者にも患者達は大変困っています。人の集合する場所等での喫煙を取り締まる法律規制を願いたい。

【要望2】患者が医療や行政サービスを受けられるように、シックハウス症以外の病名もつけること。
 10年前は聞いた事も無いと言われ続けた化学物質が原因の体調不良の病名も、住宅建築に関するものについては"シックハウス症"と認められました。しかし、原因が化学物質であっても家以外のものについては病名もなく、従って行政サービスなどを受けられない現実が有ります。今進んでいる「ケミレスタウン構想」にも、シックハウス症以外は対応していただけないそうです。患者達にとっては何故だか理解できません。 (資料P4)

 病院で健康保険を使って診てもらえる普通の人間としての扱いをして欲しいです。「化学物質過敏症なので、ステロイドを使わないでください。」とお願いすると、どこの病院でも診てもらえませんでした。29才で、働く事も遊ぶこともできず家にいる息子の将来がとても不安です。

 職場の化学物質が原因で化学物質過敏症に罹患した場合に、相手側は一方的 に作業環境の実態を否定し労災隠しを行う傾向に有ります。 職場の化学物質が原因で発症した化学物質化敏症患者の"社会復帰"が速やかにいくためにも、早期の労災認定を望みます。その場合"シックハウス症"の病名だけではどうにもなりませんので、適切な病名をつけて認めてください。
 
【要望3】有害または環境ホルモン様化学物質は、早急に使用中止にすること。
 有害や環境ホルモン様化学物質についての研究・調査結果はどこまで進んだのでしょうか?化学物質過敏症の患者にとってはそれらの化学物質にも体調悪化するので、重大な関心を持っております。一番困る化学物質・・・有機リンを原料とする農薬や製品など(参考資料P5~11)

【要望4】患者が一時的に避難でき、体調を回復できる避難施設を造ること。
 化学物質過敏症患者は、室内外の化学物質から緊急に避難する必要性が生じても行き場がありません。一時的にでも近くの病院にクリーンルーム的な安全な場所があり、受け入れていただける体制が出来ていると有りがたいのですが・・。遠いところや民間の施設も患者にとっては行けなかったり、利用できなかつたりするので、患者に合った一時避難施設の設置をお願い致します。

【要望5】化学物質を使い過ぎる社会が新しい病気を作ることを、国民に知らせること。
現代の病気や体調不良の原因に、毒性の強い化学物質が大いに関係していると思われます。殺虫剤等の有機リン・ある種の合成香料・合成洗剤の界面活性剤・消毒剤の塩素系化学物質・打ち上げ花火などの火薬に使用する化学物質他私達患者から見ると有害な化学物質は生活環境中にたくさん有ります。
 このまま使用続けると有害化学物質が増えて、体調不良者が続出してしまいます。国は国民に"化学物質を使い過ぎないよう"にその危険性も含め啓蒙してください。
                                                     
      厚生労働省に以上5点要望いたします。
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【環境省への要望】
環境大臣 小池 百合子殿

【要望1】野外焼却等の規制強化について。
 野外焼却の原則禁止や小型焼却炉による焼却規制に係る広報・周知については、法改正直後地方治自体によりきわめて消極的になされたまま今日に到っています。これが時日の経過に伴い、以前の状態に戻りつつあり、私たち化学物質過敏症患者はこのことを憂慮しております。
 特に地方自治体によりごみ処理の有料化が促進、検討されるにつれ、法律無視の野外焼却等が現に増大する傾向にあり、これをこのまま放置することは私たちにとっては死活問題ともなりかねません。そこで、廃棄物処理法による規制を一段と強化していただきたく、たとえば市街化区域等市町村が指定する地域(以下「コアゾーン」という。)においては、野外焼却等は例外なく禁止、コアゾーン周辺のバッファーゾーンにおいても市町村の許可がない場合は例外なく禁止、その他の地域においては現状どおり原則禁止とするなど、一層の規制強化をお願いいたします。

【要望2】"住宅地における農薬使用について(通知)"を徹底させること。
  ホームセンターが増え、園芸用品売り場で農薬が安価で無造作に売られています。庭木に散布する人が多く初夏からは、窓を開けて居ると体調を崩します。散布する方は、蚊が減ると言って趣味の様に毎週散布します。
農林水産省が住宅地で散布する時は近隣に連絡するなど農薬取締法が出来てますが、個人の人は知られてなく農薬の害さえ知らない方が多いです。販売する段階での、規制、薬剤散布の注意義務(表示も含む)を徹底するよう早急に対策してください。 (参考資料P9~11)

アパートや団地などの住宅地でも、草取りのたびに除草剤をまいていました。水に溶いた除草剤入りのバケツが近づいてくると体が震えだし、転びながら逃げていました。また、両隣がくっついている二階建ての集合住宅に狭い庭がありました。生垣の垣根もまばらな木が生えているだけ。隣人の園芸農薬にも本当に苦しい思いをしました。薔薇の木に薬を吹きかけ、以後たびたび私の家の方に向かってホースで水をはじくのです。戸を閉めても薬剤入りの霧が入ってきます。特に薔薇の木に撒く薬剤の成分は"有機リン"らしく、マスクをしても通ってしまいます。農薬の中でも"有機燐"の苦しさは対策の仕様がないほどのひどさです。お願いですから、まず"有機リン"を住宅地から排除するような法律を作ってください。 (参考資料P5~8)

【要望3】化学物質をむやみに環境中に放出しない法律を作ること。
 2003年から3年間"化学物質過敏症患者の会"では「極力化学物質を発散させないものづくりキャンペーン」をやりました。企業・業者の方にだけお願いするのではなく、患者達も"社会復帰"の一環として、自分の使える材料を使って"物づくり"をしました。私もクレヨンや水彩絵の具で絵を描いたり、額を新しく購入しました。。その結果気づいたのですが、"防カビ剤・ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド・トルエンやシンナー"が色々なものに使われていて、苦しかったです。子どもや一般の市民が生活する環境中には、このような身近にあるだけで苦しくなる化学物質は、むやみに使用しないで欲しいです。そして、なるべく"化学物質を発散しにくい形"にするようご指導いただき、生活環境中の発散しやすい化学物質の"総量規制"もしてください。

【要望4】化学物質に頼りすぎる社会の危険性を国民に知らせること。
 私達は身をもって"化学物質"の恐さを知りました。体感されてない方には想像すら出来ない事かもしれません。皆が患者になれば分かるというような事を言う方もありますが、患者から言わせていただくなら、「こんな辛い大変な目に他の人を遭わせたくない。元に戻るのはとても難しい。」と言いたいです。この事からも分るように、なってしまったら本当に大変です。
 私達患者は、みんなの""財産"である空気環境の"安全"を環境省の方々に、頑張って守り確保していただきたいと思います。産業界や国民に是非、"化学物質に頼りすぎる社会の危険性"を一刻も早く知らしめてください。

       環境省に以上4点要望いたします。
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【その他重要語句】詳細な説明時に盛り込みます。
・有機リン ・殺虫剤 ・消毒剤 ・打上げ花火などの火薬 ・合成香料 
・界面活性剤 ・毒性の強い化学物質 ・保険適用 ・合成洗剤 
・表示義務他 
※上記要望にご賛同いただける団体様やご参加されたい患者さん・市民の方は、コメント欄やお電話で"会・お名前・ご連絡先"などをご連絡ください。
     TEL 029-254-8994までお願い致します。
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ご多忙のところよろしくお願いいたします。
特に、化学物質過敏症としての病名の認知、ならびに保険適用についてご依頼くださるようお願い申し上げます。
TK
2005/11/21 20:36
◆事務局より
「要望書と関係資料集」をご希望の方にお分けいたします。
 FAX 029-254-8994 にてお申し込みください。
 1部 350円 (送料込み) 
手作り
2005/12/05 12:23